Vol.31-5

イベント2日目。 TAKちゃんたらもう、すっかり普通のトレードでは満足できない人間になってるの。 普通、レアピンが欲しいときは、「そのピンが欲しいんだけど、何個とトレードしてくれますか?」と相手に尋ねたり、「私のトレード用の中から好きなピンを選んでください。」とか言って交渉するよね。 オレは問うよ、あんたホントに初参加? およそ200個はあっただろう残りのピンを、ザルですくって相手のバケツに流し込むほどの豪快なトレードで、次々とレアピンを捕らえていくのだ! 探していたピンは、ほとんどGETできたんじゃないのかな? オレは今まで11年間コレクションしてきて、ピンを量り売りでトレードする人間は初めて見たぞ(笑)!

(今年のオークションにも、様々なアイテムが出品されていた)

毎年恒例のオークション、昨年出品されたHRCロゴ入りのストラトキャスターはレフトハンド仕様だったので、(今年こそ落札してやろう)と密かに企んでいたのだが、残念ながら今回は違うギターだった。 カッコいいけどな、コレはパスだ。 だって右用じゃオレ、弾けねーもん。

その他、2倍の大きさはあるだろう東京30周年ベアーピンのプロトタイプやスタッフピンの色違いなど、見た事のないピンがズラリと並んでいる。 1枚50セントのラッフルチケット(抽選券)も100枚くらい買っとけば、もっと楽しめたかもしれないな。


(HRCの歴史やロゴ誕生の裏話なども収録。 コレで貴方もウンチク大王!)

皆さん、ハードロックカフェの公式ページ(www.hardrock.com)で発売中の、HRCメモラビリア図鑑って知っていますか? オンライン定価が100ドルで売っているこの本、会場では著者のサイン入りで50ドルという事だったので、しっかり1つ所望してまいりました。 世界中のHRCに飾られているアーティストのギター、衣装、ゴールドディスクをはじめ、見た事もなかったレアピンの写真も多数掲載されています。 ロックのファンには見ごたえあると思うけど、どんなもんでしょ?


そう言えば昨年、イベントの最後にトレードしたあの小さな女の子、今ごろどうしているのでしょうね? まだ見ぬロゴピンを求めて会場を走り回っていた私、顔つきからしてシビアなアメリカ人たちから、いかにして持っていないロゴピンをせしめるかだけを考えていたこの私にとって、初めてチビッコとトレードしたのがとても新鮮で、ちょっといい思い出になっていたんだよな。

実はね、あの子がトレードして欲しいと話しかけてきた時、右側のクリスマスピンを1つくれたのです。 あの時のオレには余りモノがたくさんあったから、別に何も受け取らずにプレゼントしてあげてもよかったんだけど、わざわざお父さんと一緒にお礼を言いに来てくれてね。 とっても嬉しそうにトレードを楽しんでいる彼女の姿は、たまらなく艶めかしい愛らしいものでした。 オレは既に左側のピンを持っていたんだけど、それでも色までは覚えていなかったから、受け取った時には(あ、コレ持ってるヤツだ)と思ってました。 家に帰ってきて比べてみたら、まるっきり違う色とわかってビックリしちゃったよ。 この雪の結晶をデザインしたピンは、ハードロックホテルが主催するピンコレクタークラブ(ELITE)のメンバー用に作られたモノなんだけど、2種類あるなんて聞いた事もなかったんだよな。 その後イロイロとプライスガイドなんかで調べてみても、やっぱりドコにも載っていない、どうやら非売品のプロトタイプだったらしい。 それにしても(何でこんなの持っていたんだろ?)って、ずーっと不思議に思っていたのさ。 そう、あの時までは・・・。

イベントの1ヵ月後に配信されたハードロックホテルのニュースレターメール。 ソコに載っていたギフトクリエーションズ関係者の写真は、今考えてみると、あの時のお父さんのような気がしてならないのです。 たしか今回のイベントにもギフトクリエーションズは出展していたようだったね。 気になった私は、どうしても確かめてみたくなりました。

 

 

そしたら、いた。

 

 

彼女はやっぱり副社長の娘だったのです。 ブースの傍らに置かれた小さな椅子にちょこんと座っておりました。 HRC名古屋のチャリティーベアをあげたら、とても喜んでくれました。 今年もキミに会えてよかったよ、なんかホッとしちゃったね。 あと19年したらまたおいで、今度はもっと大きなぬいぐるみをあげようじゃないか! あ、ちょっと待て!! オレのハートを置いてゆけ(笑)!!!


今回のPINDEXを一言で述べるなら、上には上がいるもんだ!というもの。 初参加したTAKちゃんは、既に来年の参加を心に決めているようですよ。 もし皆さんのうちどなたか(私も参加してみようかな)と思うのなら、絶対に企画のしっかりした大きなイベントをオススメします。 昨年コレクターの間で話題になったカリフォルニアのローカルイベントも、今年は40人ほどだったらしいね。 やはり1つのイベントを大成功させようと思うのなら、一般市民サイドのみならず、HRCの全面協力のもと主催しないと成功は難しいようです。

(また来年! 楽しかったイベントも幕を閉じた)

これまで3回のイベントには、CiERA.NET管理人、ウンチク大王B、ぐっち君、TAKちゃんという、毎回メッチャ個性的な輩ばかりと参加してきましたが、ぜひ次回の旅行も新しい仲間が増えるといいね! そう、ロゴスピのネタになるような、強烈なキャラクターがね♪

あー、ようやく書き終わった。 これでゆっくり年賀状の準備ができるってもんですな! はい、お疲れさん。 来年もまた、よろしくね!

関連ページ:

ラスベガスPINDEX2000レポート (Vol.25

アムステルダムPIN−MARCH2001レポート (Vol.28


Vol.32

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